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お釈迦さまの教え「仏教」は、宗教ではありません。
お釈迦さまが人となって残された、混乱した社会に生きる人々のための智慧の集大成です。
このブログでは、その教えをはじめ、わたしが僧侶として体験した
目に見えない世界の出来事などを紹介しています。
読む人にとって、生き続けていくためのヒントになればと公開しています。

はじめての家祓い

はじめての家祓い

はじめに

おばあさんからの依頼

わたしの最初の家祓いは、寺院に縁を得た信心深いおばあさんが、孫娘のことについて寺院へ相談に来たことがはじまりでした。

孫娘が繰り返し流産をしているが、医者に見せても原因が分からず。切羽詰まって寺院に相談に訪れたとのことでした。

住居の傍の池

おばあさんには住職が直接相談を聞きました。さっそく住職が、孫娘の状況を神通で見てみました。

すると、孫娘が現在住んでいる住居の傍の池の中から、髪と爪の長い女性が現れ出て、孫娘のおなかの子供をさらっていく様子が見えたとのことでした。

実際住職がおばあさんに孫娘の住居について聞いてみると、住まいはアパートの一階でそのほとりには池があるとのことでした。

画像はイメージです。

住職は、できるだけ早く孫娘を引っ越させるよう勧めました。また、池にいる髪と爪の長い女性と孫娘とは、何らかの因縁があってついてくるかもしれないため、転居先の住居も家祓いすることになったのです。

家祓いについて

準備

わたしは、出家して半年ほど経っていました。実務経験の一つとして、わたしに孫娘の新居の家祓いを担当することになったのです。

相談した日から数日後、早速孫娘の方は転居されたようでその旨が寺院に連絡がありました。

転居先は、寺院から車で3時間ほどの遠いところでした。家祓いを実際行う神の労をねぎらう気持ちを示すため、供物は当日依頼人が準備いたします。これを依頼人の功徳とし、家祓いの利益を得るのです。

わたしの方はというと、神様の乗り物である幣束(へいそく)を制作したり、その幣束を安置する姫竹を切り出しに行ったりとたくさん準備があるため、あたふたしていたことを覚えています。

家祓い当日

家祓いする住居はメゾネットタイプでマンションの2階でした。

窓から見下ろす位置に八幡宮があったので、まず今回の家祓いの件でご挨拶に伺いました。家祓いは神事のため、家祓いする住居の傍に、神などが祀られてあれば、失礼のないようお断りを申し出ます。

神社で僧侶が拝んでいるのが珍しいらしく、周りからの視線を強く感じました。

家祓いをつかさどるのは守護神でもある龍神様です。龍神様は右回りするので効率よく右回りですべての部屋の柱に打ち込めるように段取りを組みます。

途中、前の居住者が台所で愚痴をこぼしていたらしく、悪想念が固まっていたので柱とは別にこれも払うことにしました。

そうして、初めての家祓いをなんとか無事終えることができたのです。

木剣の持ち方

家祓いが終わって

帰りしな孫娘の方のうしろに女の子が見えました。もちろん一般の人の目には見えません。はしゃぎながら、周りを走り回っているとても元気な子です。

孫娘からのその後の様子は伝わってきませんが、きっとお子さんも無事生まれて、親子仲良く暮らしているのではないでしょうか。

おわりに

家祓い当日の就寝前に、出家して日も浅いわたしは不届きなことを考えていました。

本当にこれで家祓いはできてるんだろうか?

さて、眠りにつこうかというとき、わたしの不届きな思いが龍神様に伝わったのでしょう。

わしが祓ってやったんじゃあ!

と声が聞こえたかと思うと、わたしは鞭打たれていました。

わたしは、寝床の中で頭を抱えながら、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさいと何度も何度も謝っていました。

このように、龍神様には守護して頂いたりご指導?して頂いたり、これまでずいぶんお世話になっております。



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