禅定

禅定の学術的なアプローチ

はじめに

前回の【禅定について】で禅定の学術的な観点に触れると言っておきながら忘れていました。

こちらも合わせてどうぞ

今回は、その補足となります。ついでと言っては何なんですが、禅定/止念観に臨む心構えも合わせて書いておきます。

禅定の学術上の段階

初期仏教より禅定にはその段階によって8つに分類されています。

この8つの段階は、さらに2つに分けられます。

  • 色界(最初の4つの段階)
  • 無色界(次の4つの段階)

お釈迦さまは、上記無色界のもう一段上にある相受滅に達したと一般的には言われています。

個々の段階については、検索すればすぐにでもわかりますのでここでは言及いたしません。学術上の段階からすれば、皆さんはまず色界の最初の段階である初禅を目指すものと思われます。

初禅とは、こころを静めて不安や焦りから離れた状態を指します。

なんだ、初禅か

と思われるかもしれません。

名前は初禅でも、そこに至るには、かなりの時間を要する場合もあります。また、初禅に至るだけでも生活の様相は次第に変わっていきます。

4つの段階さらに合計して8つの段階が禅定中にそれぞれ意識できるかといえばおそらくはできません。しかし、初禅を超えた感覚は経験できるでしょう。

不安や焦りをやり過ごして、次にやってくる気持ちの波を静かにしていくことで第二禅へさらに入っていきます。これら色界四禅と呼ばれる区分はある意味禅定の助けになるかもしれません。

一方、次回ご紹介したい止念観は単純です。続けていることが前提だからです。

禅定/止念観における心構え

自分には何の問題はない自分はひとりでできるという思い込みが誰にでもあります。ある面、この思い込みはポジティブ思考の一種でもあるし社会生活で必要となる思い込みです。

一方、目に見えない世界が絡んだ自分のこころの問題となると別です。この社会で培ったポジティブ思考はかえって邪魔になります。これは、決して神仏の前では自分を過小評価しなさいと言っているわけではありません。

前世より持って生まれた業だけではなくて自分のこころの癖や問題は、一番身近ですので何でも分かっている気になってしまいます。そこが問題なのです。これは、過去のわたしでもそうでした。何せ前世から持ち越しているくらいなのですから。

おわりに

学術的に簡単に触れてみました。

あまりに簡単で恐縮なんですがもっと学術的なことを知りたい方はご自分で調べてみてください瞑想や禅定は、理屈や理論で追いかけても仕方がありません。実践が第一です。

禅定は実践が一番大切

豊かなこころや生活を生み出す人の術は、禅定において他にありません。

止念観という禅定は、神仏に祈って実現していく超瞑想

神仏を前にしては自我の思い込みの壁を取り払って、素直に謙虚な気持ちで望むことがわたしたちにできる最善の準備です。

止念観は目標があやふやになってしまいがちな禅定に、目標と道筋を持たせることができます。そこが、漠然と座るだけ【無】になるだけのこれまでの禅定とは違った側面です。

概論だけとなりますが【止念観という禅定】で解説いたします。



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