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ブログを振り返る

ブログをはじめてから、早半年近くが過ぎました。ここまで続くとは思いませんでした。たとえ数人でも読んで下さることは、続ける励みにもなっています。

よくもまあ、こんな説教じみたブログにお付き合いくださる方もいるものだと少し感心しているくらいです。

もし、読者の中に20~40代の若い方がいらっしゃるとすれば、たとえ興味本位であっても素晴らしいことだと思っています。わたしがその年代った頃と言えば、週末はどこに出かけ何して遊ぼうか、明日は何を食べようかとばかり考えていたような気がいたします。

それこそ、五濁悪世の中にどっぷりと浸かっていた生活を送っていたのです。

さて、今後の課題です。まず、このブログについてはできる限り続けること。そして、ブログとは関係ありませんが、わたくしごととして少し寿命を延ばすことでしょうか。

仏様より自分の寿命は知らされていますので、今のところ余命いくばくというわけではありません。しかし、体の衰えは思った以上に駆け足で、気持ちが伴わないことが多々あります。

車窓の風景~インドにて

一方、わたしの生活は、傍から見ればとてもストイックに映るようです。これは、好きでストイックな生活をしているわけではなく、この世の事象にほとんど興味が持てなくなってきているためです。

気持ちを維持していくにも体の健康も大切ですが、何か楽しみを見出すことが一番かもしれません。今後の課題ですね。

ところで、改めて自分の記事を読んでみると希望を持てるような記事があまり見当たりませんねw。

僧侶たるもの集い来る人々に希望を与えるのも役目のひとつだと思っています。とはいえ、どうしてもこの世のありさまに接してしまうと説教じみたお話しに傾倒してしまいます。

ここは、希望を与えつつ説法をじんわりとこころに染みわたらせる、そんな記事が書けたらと切実な願いです。

同時に、言葉には限界があります。例えば、「こころ」なんて単純なことと思われているかもしれません。

【こころ】の捉え方

これが、このブログにおける重要キーワードです。

わたしは、わたしが思うところの【こころ】を見出すまで、出家して10年以上掛かりました。これも神仏のご加護と住職から繰り返し説法頂いたお蔭だと思っています。

この【こころ】を感得するとこの世の世界がまるで違って観えてきます。この感得した【こころ】を言葉で表せたら、それを人に伝えられたらどんなにか素晴らしいことでしょう。

しかし、わたしの持つ語彙は少ないし、言葉を操る術に決して長けているわけではありません。自分のふがいないなさに言葉で伝えることに時々虚しさを感じることさえあります。

最後になりましたが、気が向いたときにでも時々読んで頂ければと思っています。

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